論文翻訳者としての道
2016/12/02
誰しも、勉強をしていれば論文を書くような研究者に憧れるものです。しかしその論文は、大抵の場合研究者の母国語で書かれています。一体誰がその論文を世界中の研究者に共有できるようにしているのでしょうか。
それは、論文翻訳業と呼ばれる翻訳業の一つに入る業務を行う方々によってされています。文字通り論文を様々な国の言葉に翻訳するのですが、漫画や小説と違い、その道の研究を長年続けてきた研究者が書き上げた論文なので翻訳の難易度は段違いです。多くの語彙や知識、また専門性が必要になり、時には翻訳のために大きなチームを形成することもあります。お金をもらって翻訳をしているプロの会社ですら、不完全かつクオリティの低い論文翻訳をしてしまうときもあるので、その業務に携わるにはとても多くの勉強が必要です。しかし間違いなく様々な人の助けになる仕事なので、もしなりたいと考えるのであれば実際にその業務を行う会社に話を聞くのが良いかもしれません。論文翻訳に本当に強い会社のランキングがあるので、それでまずはどういう会社があるのかを把握することから始めてみましょう。